外為どっとコムの米ドル/トルコリラ売りは、通常のスワップだけを見ると、それほど目立つ存在ではありません。
しかし、スワップポイント増額キャンペーンを組み合わせると、話は大きく変わります。
キャンペーン上限の20万通貨を、証拠金150万円で運用する前提では、トルコリラ安や売買コストを考慮しても、月利20%超を狙える計算になります。
ただし、この高い利回りを継続するには、100万円以上の純入金というキャンペーン条件が大きな壁になります。
そこで本記事では、入金月は米ドル/トルコリラ売りでキャンペーンを最大限活用し、出金月はスイスフラン/トルコリラとドル/スイスフランを組み合わせた「疑似ドルリラ」で資金を回す、2か月サイクルの運用方法を検証します。
入金月:ドル/トルコリラ売り+キャンペーンで月利20%超を狙
外為どっとコムのドル/トルコリラ売りは、通常のスワップだけを見ると、そこまで目立つ存在ではありません。
しかし、スワップポイント増額キャンペーンを組み合わせると、一気に高利回りの投資対象になります。

このキャンペーンでは、米ドル/トルコリラの売りポジションも対象です。
100万円以上の純入金を行うと、受取スワップポイントに最大60%相当が上乗せされます。
今回の試算では、キャンペーン上限である20万通貨を保有する場合を想定しています。
また、米ドル/トルコリラの過去の価格変動率をもとに、ロスカットを避けるために必要な余裕を考慮し、レバレッジは21倍程度としました。
そこから逆算し、必要証拠金は150万円として試算しています。
👇ドル/トルコリラの特性やレバレッジ設定の根拠は以下を参照してください。
ここでは、実際の月間利回り計算に絞って見ていきます。

- 1日スワップは、直近(6月12日)の実績899円にキャンペーン上乗せ498円を足した1,397円としています。
- 売買コストは、実際のスプレッドをもとに計算しています。
- 価格下落は、過去6か月の対ドルのトルコリラの下落率(年率17%)から算出しています。
証拠金150万円にたいして、コストや下落幅を考慮しても得られる利益は約36万円となり、月利では24%と非常に高いものとなることがわかります。
ただし、この高い月利は、100万円以上の純入金によってキャンペーンを最大限活用できる月に限ったものです。
そして、この月利を継続するうえでは、大きな落とし穴があります。
最大の落とし穴は「毎月100万円以上の純入金」
前章で見た通り、外為どっとコムの米ドル/トルコリラ売りは、キャンペーン込みで見ると非常に魅力的な利回りとなることが分かりました。
しかし、この高い月利を毎月続けるには、非常に厳しいキャンペーン条件があることに注意が必要です。
それは、対象期間中に100万円以上の純入金が必要なことです。
純入金とは、入金額から出金額を差し引いた金額です。
このキャンペーン条件を満たすためには、毎月100万円以上の追加入金が必要となります。
一方で、米ドル/トルコリラ売りのキャンペーン上限が20万通貨であり、それに必要な150万円を超える入金は非効率となってしまいます。
もちろん、キャンペーン終了後にいったん出金し、翌月に再び入金する方法も考えられます。
しかし、この方法では出金している月は、その資金が遊んでしまうという問題が発生します。
せっかく高利回りを狙うために資金を用意しているのに、キャンペーン条件を満たすためだけに1か月間も資金を寝かせるのはもったいない話です。
特に、米ドル/トルコリラのキャンペーン月に月利24%を狙うような運用をしていると、資金を休ませる期間の機会損失がかなり大きく感じられます。
そこで考えたいのが、キャンペーン対象月以外の資金運用です。
つまり、
- 入金月は、月初に入金して、キャンペーンを最大限活用して米ドル/トルコリラ売りを行う
- 出金月は、別の高スワップ戦略で資金を回し、ぎりぎり月末に出金する
という形です。
このサイクルを作ることができれば、100万円以上の純入金条件を意識しながらも、資金をできるだけ休ませずに運用できます。
そこで候補になるのが、スイスフラン/トルコリラとドル/スイスフランを組み合わせた「疑似ドルリラ」です。
次章では、この疑似ドルリラを使って、キャンペーンなしでも月利10%近い利回りを狙う方法を見ていきます。
出金月:疑似ドルリラで資金を休ませず月利10%を狙う
米ドル/トルコリラのキャンペーンを最大限活用するには、100万円以上の純入金が必要です。
そのため、この戦略では「入金月」と「出金月」でやることを分けます。
入金月にやること
- 月初に150万円を入金する
- スワップポイント増額キャンペーンに応募する
- 米ドル/トルコリラ売りをキャンペーン上限の20万通貨まで保有する
- キャンペーン込みの高スワップを狙う
- 月末時点では出金せず、翌月の出金月に資金を回す
出金月にやること
- 米ドル/トルコリラのキャンペーンは狙わない
- スイスフラン/トルコリラ売りとドル/スイスフラン売りで疑似ドルリラを組む
- 月末ギリギリまで疑似ドルリラでスワップを狙う
- 月末にポジションを解消する
- 月末日に出金し、翌月の純入金条件に備える
出金月は、翌月の純入金条件を満たすために月末に出金する月であり、それまではスイスフラン/トルコリラを使った疑似ドルリラで資金を働かせるという考え方です。
では、なぜスイスフラン/トルコリラを使うのでしょうか。
理由は、外為どっとコムのスイスフラン/トルコリラ売りスワップが、足元で非常に高い水準になっているためです。
外為どっとコムは、この通貨ペアの取り扱いを始めたばかりで、新規通貨ペアの利用促進もあってか、銀行間スワップに近い水準の高スワップを提示しているように見えます。
つまり、投資家から見ると、外為どっとコムが力を入れているタイミングを利用して、高いスワップを取りに行ける可能性があるということです。
ただし、スイスフラン/トルコリラをそのまま売ると、スイスフランの値動きの影響を受けてしまいます。
そこで、ドル/スイスフラン売りを組み合わせて、スイスフランの影響をある程度抑えます。
この組み合わせによって、スイスフラン/トルコリラの高スワップを活用しつつ、全体としては疑似的な米ドル/トルコリラ売りに近いポジションである疑似ドルリラを作ることができます。
具体的には、以下のようなポジションを組みます。

- 1日スワップは、直近(6月12日)の実績を使用しています。
- 売買コストは、実際のスプレッドをもとに計算しています。
- 価格下落は、過去6か月の対ドルのトルコリラの下落率(年率17%)から算出しています。
証拠金150万円にたいして、コストや下落幅を考慮して得られる利益は約15万円となり、月利では10%程度の利回りとなります。
米ドル/トルコリラのキャンペーン月ほどではありませんが、それでも月利10%近い高い利回りです。この疑似ドルリラを使えば、出金月でも月末直前まで資金を働かせることができます。
出金のタイミングをミスって翌月扱いになってキャンペーン対象外にされることがあるんだよね。
申込日と出金日が異なることもあるので、出金カレンダーは事前にチェック♪
入金月と出金月を組み合わせた2か月サイクル
ここまで見てきたように、入金月に米ドル/トルコリラ+キャンペーンで月利MAXの運用をし、出金月では疑似ドルリラでそこそこの月利を狙う、2か月サイクルで回すのが基本になります。
イメージとしては、以下の通りです。
| 月 | 運用内容 | 想定月利 |
|---|---|---|
| 入金月 | 米ドル/トルコリラ売り+キャンペーン | 約24% |
| 出金月 | 疑似ドルリラ | 約9.9% |
| 2か月平均 | 交互に運用 | 約17% |
この2か月サイクルで運用すると、2か月合計の想定利益は約51万円になります。
証拠金150万円に対して2か月で約34%、月平均では約17%です。
もちろん、外為どっとコムがこのキャンペーンを継続してくれるかどうかは分かりません。
また、スワップ水準の変動や、トルコリラの対ドルでの下落率が加速するリスクもあります。
とはいえ、上記の条件が大きく変わらないのであれば、150万円の資金をシンプルな方法で休ませることなく、高い利回りで運用できる可能性があります。
これが、この2か月サイクルの面白いポイントだと考えています。
※実際のキャンペーン判定期間は月末日と完全に一致しない場合があるため、入出金はキャンペーンごとの対象期間を確認して調整する必要があります。
まとめ:キャンペーンを「点」ではなく「サイクル」で活用する
月利20%超という数字だけを見ると、かなり特殊な戦略に見えるかもしれません。
実際、外為どっとコムの米ドル/トルコリラ売りは、キャンペーンを最大限活用することで、通常のスワップ投資ではなかなか見られない利回りを狙えます。
ただ、今回のポイントは、米ドル/トルコリラ単体の利回りだけではありません。
重要なのは、キャンペーンを単発で終わらせず、資金をどう回すかです。
入金月は米ドル/トルコリラでキャンペーンを取りに行く。
出金月は疑似ドルリラで資金を働かせながら、月末に出金して翌月の純入金条件に備える。
この流れを作ることで、キャンペーンの弱点である「純入金条件」を意識しながらも、資金効率を落としにくくなります。
つまり、この戦略の本質は、単なる高スワップ投資ではなく、キャンペーンと資金回転を組み合わせた運用サイクルです。
もちろん、キャンペーンが続くかどうかや、スワップ水準が維持されるかどうかは分かりません。
その意味では、いつまでも使える永久機関のような戦略ではありません。
ただ、条件がそろっている間は、かなり面白いボーナスステージだと思います。
外為どっとコムの米ドル/トルコリラ売りを単体で見るだけでなく、疑似ドルリラと組み合わせて資金を休ませない。
この発想が、今回の戦略で一番面白いところだと考えています。
✅ まずは外為どっとコムでドル/トルコリラ戦略を始めよう!
外為どっとコムでは、ドル/トルコリラを含む多くの通貨ペアを取り扱っています。
また、ドル/トルコリラについては定期的にスワップ増額キャンペーンが実施されており、通常よりも有利な条件で運用できる可能性があります。
今回の試算でも、キャンペーン込みでは非常に高い利回りとなりました。
まずは、外為どっとコムの口座をチェックしてみてください。


コメント
いつもありがとうございます😃
多通貨スワップ戦略で大変お世話になってます。
さて、
外為どっとコムさんのスワップ増額キャンペーンにもわたしも参戦してますが、
毎月キャンペーン終わってから月末ギリギリ月曜朝に決済しつつ即出金して(このあたりハラハラしますが)もしも翌月もキャンペーンの告知あれば、またもや入金してキャンペーン参戦してもよいものですか?毎月貰えることになりますか?と問い合わせてみましたところ、 行けますよーとのことでした。
ホンマかいなー?でしたが。光明が差してきました♪
シラチャーさん、いつもありがとうございます😃
問い合わせ情報、とても参考になります!
ただ、今月については少し注意が必要かなと思っています。
今回のキャンペーンは6/27で終了予定ですが、次回キャンペーンが7/1開始ではなく、6/29から間を置かず始まると思っています。
その場合、6/29に出金してしまうと、次回キャンペーンではその出金額を100万円上回る入金をしないと、特典対象にならない可能性がありそうです。
もし6/29〜6/30がキャンペーンの合間になるなら、シラチャーさんの作戦はかなり有効かもしれません。
ただ、そのような隙を作ってくれるかな……という気がしています。
キャンペーン条件には十分注意しつつ、お互いキャッシュバックを楽しみましょう♪
いつもありがとうございます😊
お返事ありがとうございました。
このページでで気づいた点なのですが、
出金月戦略で、
フランリラの売りとドルフランの買いをぶつけるのがただしいのではないのでしょうか?
トレーディングビューで比較してもちょうどチャートの動きが相殺されて良さげに思うのですが。
コメントありがとうございます。
ここはドル/フランの「売り」で合っているのかなと。
フラン/リラ売りは「フラン売り・リラ買い」、ドル/フラン売りは「ドル売り・フラン買い」なので、フラン部分が相殺されて「ドル売り・リラ買い」、つまり疑似的なドル/リラ売りになります。
反対にドル/フランを買うと、「ドル買い・フラン売り」となるため、フラン売りが相殺されず二重になってしまいます。
チャートの値動きだけでなく、各通貨の売買に分解すると分かりやすいと思います♪
ありがとうございます😆
盛大な勘違いしてました。
フラントルコリラの売りとドルフランの売りを足して2で割るのがC絵筆ちゃん戦略で、値動きの中間を取ると綺麗な右肩上がりになりますね
私のはドルフランの買いとフランリラ売りで2で割ってませんでした。ありがとうございます😆