「年5%の円定期預金」と聞いて、信じられますか?
そんな“ありえない高金利”を実現しているのが、鳥取銀行の「運用の達人」セットプランです。
条件次第では、驚異の年5.0%が適用されるこのキャンペーン、実はネットでは申し込めません。
でも、ちょっと待ってください。
「高金利の裏には、どうせ高コストな投信がセットでしょ?」
そう思ったあなたにこそ知ってほしい。今回のプラン、投資信託の中身も意外と良心的なんです。
この記事では、この鳥取銀行の高金利キャンペーンの仕組み・注意点・本当に使えるかどうかを徹底解説します。
「いますぐ鳥取に行け」と言いたくなる理由、ありますよ。
👇 他にも注目の高金利キャンペーンを徹底解説しています。
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年5%の円定期預金?なにか条件があるのでは?
最近、高い利回りを誇る円定期預金の商品が増えてます。そのなかでも、とりわけ利回りの高い鳥取銀行の「運用の達人」セットプランが注目を集めています。
最大で年5.0%の特別金利が適用されるという、非常に魅力的なキャンペーンです。しかし、その裏には少し複雑な条件が隠れています。本記事では、鳥取銀行の高金利定期預金の仕組みや注意点について、詳しく解説します。

「とりぎん」こと、鳥取銀行か。頭取はやさしそうな感じ♪
鳥取銀行の「運用の達人」セットプランとは?
鳥取銀行の「運用の達人」セットプランは、定期預金と投資信託を組み合わせた商品です。このプランの最大の特徴は、定期預金の金利が最大年5.0%に優遇される点です。以下の条件により、特別金利が適用されます。
- 通常プラン:年2.0%
- NISA利用者:年3.0%
- 退職金を原資にした場合:年4.0%
- 退職金かつNISAの場合:年5.0%
3ヶ月間という期間限定ではありますが、特に年5.0%という金利は他の定期預金と比べて非常に高い水準です。

どんな条件で年5.0%が適用されるのか?
年5.0%の金利を得るためには、いくつかの条件が揃う必要があります。まず最初に、定期預金の金利を上げるためには投資信託購入が必須です。投資信託を購入することで、定期預金の金利優遇を受けることができます。
NISAを活用する場合
NISA(少額投資非課税制度)を利用することで、年3.0%の金利が適用されます。NISAを活用すれば、税金面での優遇も受けられるため、定期預金を行いながら長期的な投資が可能です。
退職金を原資にする場合
退職金を元手にする場合、金利はさらにアップし、年4.0%が適用されます。特に退職金を活用することで、将来の生活設計に対して安定した運用を目指すことができます。
退職金かつNISAを活用する場合
最も魅力的なプランは、退職金とNISAを組み合わせた場合です。この場合、驚異的な年5.0%という金利が適用されるため、定期預金としては非常に高い利回りが期待できます。
高金利にはリスクも伴うが、今回は「良心的」
年5.0%という数字だけを見ると、夢のような定期預金に感じられますが、このキャンペーンには「投資信託の購入」が前提条件として設定されています。ここで重要なのは、「投信購入=高コスト・高リスク」というイメージを持たれがちですが、鳥取銀行のこのプランに関しては、その懸念はかなり緩和されているという点です。
通常は「高コスト投信しか選べない」キャンペーンが多い
他行の類似キャンペーンでは、ノーロード(購入手数料なし)投信や、信託報酬の低いインデックスファンドは対象外であることが一般的です。こうしたケースでは、せっかくの高金利も、実質的には高い購入手数料や運用コストに相殺されてしまう可能性が高く、慎重な判断が求められます。
しかし鳥取銀行は「全ての店頭取扱投信」が対象!
今回の鳥取銀行のキャンペーンでは、インターネットバンキングや積立購入は対象外ですが、それ以外の店頭で購入するすべての投資信託が対象となっています。つまり、鳥取銀行が扱う投信ラインナップの中から、ノーロードかつ信託報酬の低いファンドも自由に選べるということです。
たとえば、iFreeシリーズなど、良心的な低コスト投信も選べるのが魅力。高金利目当てで買っても「損が前提」ではない、数少ないフェアな設計と言えるでしょう。

最大のハードル:鳥取銀行に行かなくてはいけない?
このプランを利用するには、鳥取銀行の店舗に足を運ばなければならないという点が、最大のハードルかもしれません。インターネットバンクでの申し込みができないため、鳥取に行く手間がかかります。特に、鳥取県外に住んでいる方にとっては、物理的な距離がハードルになることも考えられます。
とはいえ、金利5.0%を享受するためには、この手間をかける価値があると考える人も多いでしょう。旅行がてら鳥取銀行を訪れるのも一つの方法です。
鳥取砂丘ついでに、資産運用もしてみる?
まとめ
鳥取銀行の年5.0%円定期預金は、条件を満たせば現実的に狙える高利回りキャンペーンです。
- 投資信託購入が前提ではあるが、対象投信が良心的で使いやすい
- 高金利定期とNISAを組み合わせる設計も合理的
- 唯一の難点は「鳥取まで行かないといけない」点
それでも、退職金の運用先やNISA枠の活用に悩んでいる方にとっては、検討する価値は十分にあります。行けるなら、鳥取に行ってみよう。5.0%があなたを待っている!
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