こんにちは、C絵筆(しーえふで)ちゃんです🖌
サクソバンクって銘柄多そうだけど、使い勝手はどうなの?
そんな疑問に答えるべく、実際にスマホで口座を開設し、取引環境をチェックしてみました!
結論から言うと、銘柄の豊富さは圧巻だけど、初心者には厳しい落とし穴も多い……。
本記事では、体験ベースで良い点・悪い点を包み隠さずレビューしていきます。
スマホで完結!サクソバンクの口座開設とクイック入金
サクソバンク証券のCFD口座開設は、公式サイト右上の「無料口座開設」ボタンから簡単に申し込めます。
口座開設の手続きは、スマホだけで完結。というのも、本人確認書類の提出がスマホのカメラを使う前提だからです。つまり、スマホなしでは逆に開設できません。

提出方法は、運転免許証やマイナンバーカードをカメラで撮影するだけ。所要時間は10分ほどで、思った以上にスムーズでした。
入金もサクサク、ストレスなし
口座開設が完了したら、入金もすぐに可能です。**「クイック入金」**に対応しており、主要な銀行口座から即時で反映されます。
このあたりの使いやすさは、他の国内CFD業者と比べても遜色なし。スピーディーに取引を始めたい人にはうれしいポイントです。
圧倒的な銘柄数!もはや「なんでもCFD」
サクソバンクを使ってみて、最も驚かされたのが取扱銘柄の圧倒的な多さです。
銘柄一覧を開いた瞬間、「どこまでスクロールしても終わらない…」というレベル。CFDの品ぞろえに関しては、もはや別格と言えるでしょう。

取り扱っているCFDの種類は以下の通り:
- 日本株CFD(約1,500銘柄、最大レバレッジ5倍)
- 株価指数CFD(米国、欧州、アジアなど約20種類)
- 外国株式CFD(約8,600銘柄、最大レバレッジ5倍)
- 外国ETF/ETN CFD(米欧のETFやETN、VIXや米国債ETFなど)
- 商品CFD(WTI原油、天然ガス、NY粗糖、穀物など)
- 債券CFD(イタリア、フランス、ドイツなど欧州主要国)
なかでも注目したいのが債券CFDの取り扱い(詳しくはこちらの記事へ)。これは他の国内CFD業者ではあまり見かけないユニークなポイントで、金利動向に応じた戦略が組みやすくなります。
「株も債券もコモディティも、全部まとめてCFDで取引したい」──そんな欲張りな投資家にも応えてくれる、まさに「なんでもCFDプラットフォーム」です。
注意点:CFDに「期限あり」&「取引単位が大きい」ことに要注意!
しかし、実際に使ってみると、戸惑うことも多いです。とくに初心者にとっては大変かも。
CFDに「期限」がある
たとえば金を買おうと銘柄一覧を見たところ、同じ「金(Gold)」でも異なる年月が右側に表示されている複数の銘柄がありました。これは、それぞれ異なる先物の限月(期限)を表しているんです。

サクソバンクの商品CFDや株価指数CFDは、先物をベースにした設計になっており、取引期限が存在します。期限を過ぎるとポジションは強制決済。継続保有したい場合は、自分で乗り換え(ロールオーバー)を行う必要があります。
めちゃくちゃ面倒くさそう!
期限を忘れていたら、気づかないうちにポジションが消えていて、損益がその時点で確定してしまう…という事態にもなりかねません。
CFDの魅力のひとつである「期限を気にせず持てる」という利便性が失われている点は、長期保有派にとっては大きなデメリットです。
取引単位がやや大きめ
もう一点気になったのが、最小取引単位の大きさ。
たとえば金CFDは1オンス(1ロット)からの取引で、GMO外貨のように0.1単位から小口でトレードすることはできません。この違いは、少額から試したい初心者にとっては結構なハードルになります。
さらに、デフォルトの取引単位が「100」になっている場合があり、設定に気づかずそのまま発注すると、いきなりロスカット寸前なんてことも。ここは事前にしっかり確認が必要です。

結論:銘柄数は魅力だが、初心者には正直おすすめしにくい
サクソバンクのCFDは、銘柄の豊富さ・種類の幅広さでは間違いなく国内トップクラスです。
とくに債券CFDを扱っている点は貴重で、プロや上級者にとっては武器になるでしょう。
しかしその一方で、
- 商品CFDや株価指数CFDに期限がある
- 取引単位が大きく、少額トレーダーには不向き
といった初心者泣かせの仕様が多数あります。
正直に言えば、これからCFDを始める人にはおすすめしづらいのが本音です。
👉 少額から始めたい方や、長期保有を想定している方には
GMO外貨(0.1単位で取引可・期限なしCFD)や
GMOクリック証券(低コスト&日本語サポート充実)といった、
国内向けに最適化されたCFD業者の方が断然おすすめです。
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