最近、X(旧Twitter)でたびたび見かけるようになった「シストレセレクト365」というサービス。フジトミ証券が提供するこの自動売買型のFXサービスは、戦略ごとにキャラクターが設定されていて、まるでゲーム感覚で選べるという斬新なアプローチが特徴です。
実は私も、その広告をきっかけに興味を持ち、セルフバック経由で口座開設を試みました。結果的には途中で断念したのですが、「使わなかったからこそ見えてきたリスク」や「人によって感じ方が分かれるポイント」が明確になったので、この記事で共有します。
シストレセレクト365とは?:キャラで選ぶ自動売買FX
シストレセレクト365は、フジトミ証券が提供するFX自動売買サービス。売買戦略がキャラクター化されており、初心者でも“なんとなく”の感覚で選びやすいというコンセプトです。
- 月額利用料:990円(税込)
- 取引手数料は無料
- 売買は自動で行われ、放置でOK
- 主要な戦略は複数あり、それぞれにキャラが割り当てられている
「シストレ」という言葉にハードルを感じていた方にもとっつきやすい設計で、広告戦略としては非常に優れている印象です。
なぜ興味を持ったのか?:キャラ設定と自己アフィがきっかけ
私は普段、CFDやETFなどをテーマに情報発信をしているのですが、ちょうど「銘柄ごとにキャラを割り当てて説明する」という企画を温めていたところでした。そんな中で見かけたのが、まさにキャラ×戦略というシストレセレクト365の世界観。
「これは面白そう!」と思い、さっそくセルフバックサイト(A8.net)で案件を探したところ、なんと口座開設+ログインで8,000円のキャッシュバックがあることを発見。
月額990円のコストを差し引いても、実質“8ヶ月無料”で試せる計算になります。
これはお得!と思い、すぐに口座開設手続きへと進みました。
口座開設で立ち止まった理由:マイナンバー手入力の違和感
申し込みフォームでは個人情報を順調に入力し、本人確認のステップへ。
しかし、そこで見慣れない入力画面が表示されました。

ん?今どき、マイナンバーを手入力させる証券会社ってある…?
近年では、マイナンバーカードをスマホで撮影したり、ICチップを読み取る方式が主流です。数字の手入力は珍しく、しかもその後の処理がどうなっているのかも分かりにくいUI設計。
この時点で、私は「本当にこの情報の管理は大丈夫なのか?」という不安を感じてしまいました。
もちろん、それだけで即NGというわけではありません。ただ、
- 画面のデザインや導線がやや古い
- 情報管理体制についての説明が見当たらない
- マイナンバーという極めて機微な情報を軽く扱われている印象を受けた
こうした小さな“違和感の積み重ね”が、私にとっては決断を引き下げる要因となりました。
使わなかったからこそ分かった3つの注意点
登録ハードルが意外と高い
セルフバック案件でありがちな「口座開設は簡単」という期待に対し、意外と手間がかかる印象。入力項目が多く、UXが他社に比べて古い。
情報管理に対する安心感は人による
私はセキュリティ面に敏感な方ですが、気にしない人にとっては問題ないかもしれません。ただし「マイナンバー手入力」という仕様は万人向けではないと感じました。
戦略の中身や成績情報は事前に把握しづらい
サイト上では戦略のキャラや概要は見られますが、「実績」や「ポジション履歴」などの情報はログイン後でないと見られない仕様のようでした。
まとめ:今回は使わなかったけど、“判断の視点”は得られた
最終的に私は、マイナンバーの入力方式に不安を感じて、申し込みを途中でやめました。
こうした仕様や使い勝手に違和感を覚える方もいれば、気にせず運用できる方もいると思います。
自動売買サービスを検討される際は、仕組みや情報の見せ方にも目を向けて判断するのがよさそうです。
※本記事はアフィリエイトを目的とせず、筆者の実体験と視点を元に構成しています。
※掲載している内容は、2025年5月時点の体験に基づいています。サービス内容は変更される可能性があるため、最新の情報は公式サイトをご確認ください。
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