TOPIX超えの実力派。アムンディ・ターゲット・ジャパン・ファンドを徹底解説|信託報酬を払う価値とは?

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「信託報酬は安い方がいい。」

そんな風潮が強い中でも、コストを払ってでも持つ価値があるファンドが存在します。

そのひとつが、
アムンディ・ターゲット・ジャパン・ファンドです。

✅ 設定来でTOPIXを大きく上回る成績
✅ 中小型バリュー株中心の独自ポートフォリオ
✅ 初代運用者・鎌田氏から受け継がれる徹底したアクティブ運用哲学

本記事では、単なる成績紹介にとどまらず、

なぜこのファンドが「信託報酬を払ってでも投資する価値がある」のか

を、徹底解説します。

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アムンディ・ターゲット・ジャパン・ファンドとは?

アムンディ・ターゲット・ジャパン・ファンドは、アムンディ・ジャパンが運用する日本株ファンド。
投資対象は中小型のバリュー株を中心とし、ベンチマークは設定せず、絶対リターン追求型の運用を行います。

✅ 設定来でTOPIXを大きく上回るリターン
✅ 信託報酬は約1.87%(税込)と高め

しかし、このコスト以上の価値を提供してきたことが、長年にわたり支持されてきた理由です。

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運用哲学|徹底したアクティブ運用

初代運用者・鎌田氏の哲学

アムンディ・ターゲット・ジャパン・ファンドを語る上で欠かせないのが、初代運用者の鎌田博光氏です。

鎌田氏はこのファンドを立ち上げた際、

「下落相場に強いファンドを作りたい。」

という思いを抱いていました。

ただ単に低PBR銘柄を集めるのではなく、

割安だが企業価値向上余地の大きい銘柄
経営改革や株主還元が進めば評価が変わる企業

に投資することで、市場平均を上回りつつ下落耐性も確保する運用哲学を築き上げました。

現運用チームの体制

現在は、

  • アムンディ日本株式運用部長 石原宏美氏
  • ジャパン・ターゲット戦略運用部長 春川直史氏

その他に専属ファンドマネージャー含む計4名体制で運用。チーム平均業界経験20年以上のベテランが揃い、年間900件超の企業取材を通じて徹底的に銘柄調査を行っています。

春川氏はインタビューで、

「割安度が解消したら売却し、別の割安企業に入れ替える運用プロセスを愚直に繰り返している。」

と語っており、この姿勢が高パフォーマンスの源泉となっています。

(引用元:アムンディ・ターゲット・ジャパン・ファンド特設ページ

ポートフォリオの独自性

組入銘柄特徴

アムンディ・ターゲット・ジャパン・ファンドの投資銘柄は、

✅ PBRや解散価値から見て割安
✅ 財務健全性が高くキャッシュリッチ
✅ 自社株買いやM&Aなど株主還元余力が大きい

という条件で選定されます。

中小型株中心

組入上位には、

  • 京セラ(電子機器)
  • 静岡銀行、京都銀行(銀行)
  • 凸版HD(印刷)
  • スタンレー電気(電子機器)

などが並びます。

これらの銘柄はTOPIXインデックスではウェイトが小さい中型株であり、
TOPIX連動型ファンドとは異なるパフォーマンスを生み出す源泉となっています。

TOPIXインデックスファンドとの比較

比較項目ターゲット・ジャパンTOPIXインデックス
投資対象中小型バリュー株時価総額加重型
運用コスト約1.87%約0.1~0.2%
リターン源泉割安株選別+エンゲージメント市場平均
ベータ約0.77(5年)1.00

このファンドの特徴は、
市場下落時の耐性です。

2000年度から2023年度のうち、TOPIXが下落した9回の年度で、
8回はTOPIXをアウトパフォームしています。

基準価額推移(TOPIX比較)

実際の基準価額推移を見てみましょう。

出典:アムンディ公式サイト

上のグラフが示すように、設定来でTOPIX(灰色線)を大きく上回るパフォーマンスを継続しています。
インデックスファンドでは得られない超過リターンこそ、アクティブ運用の価値と言えるでしょう。

アムンディ・ターゲット・ジャパンに信託報酬を払う価値とは

「インデックスでいいじゃん」と思う人も多いかもしれません。

しかし、このファンドは

✅ 徹底したボトムアップ調査
✅ 割安株投資+エンゲージメントで企業価値向上を狙う運用哲学
✅ 中小型割安株を中心とする独自ポートフォリオ
✅ 下落相場での耐性

により、単なるTOPIX連動とは異なるリターン源泉を持っています。

結論|このファンドは投資する価値があるか?

アムンディ・ターゲット・ジャパン・ファンドは、
単なるTOPIXインデックスファンドでは得られない「割安株選別+企業価値向上」というアクティブ運用の醍醐味」を体現するファンドです。

✅ 徹底した企業調査とエンゲージメント
✅ 中小型バリュー株への厳選投資
✅ 市場下落時でも耐性を示す運用哲学

信託報酬は約1.87%と決して安くありません。
しかし、そのコストを上回るリターンや市場と異なるパフォーマンスを狙えることこそ、アクティブファンドを選ぶ理由でしょう。

インデックスだけでは物足りない投資家にとって、
このファンドは「信託報酬を払う価値がある」国内株ファンドの一つ
だと言えます。

そして、こうしたファンド選びをしていると改めて感じます。

インデックスじゃないとダメとか、
信託報酬が高いとダメとか、
分配金が高いとダメとか、
投資信託を一つの基準だけで決めることはできません。

最低限、

✅ トータルリターンがどうなっているか
✅ 分配金がどこから来ているのか

は確認すべきですが、
投資方針や運用哲学に納得できるファンドに投資するのは、
やっぱり楽しいものです。

月報を読みながら、ファンドマネージャーの考えに触れる時間こそ、投資家としての醍醐味かもしれませんね。

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※本記事は筆者個人の見解に基づくものであり、特定の投資判断を推奨するものではありません。

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